お仏壇を購入する際には予算を立てなければなりません。その目安として下記に紫檀製台付仏壇の参考価格を掲載します。お仏壇の販売価格は下の製造方法が基準になりますが、実際は欄間の彫りや扉の彫刻・内部の造作など材料以外に木地や塗り・彫り・組み立て方法により価格が違ってきます。また唐木仏壇と伝統的工芸品仏壇などを含む金仏壇を比較すると大きな価格の差が出ます。このようにお仏壇の価格設定は複雑なのであくまでも「予算設定」の参考としてお考え下さい。

※二方練り(にほうねり) や三方練り(さんぽうねり) というのはお仏壇の製造・加工技術の用語です。厚み2-3mmの紫檀のスライス板を心材に貼り付ける方法です。下の図にあるように三方練りとは白い心材部を三方の方角から包んみ、二方練りは両側から心材を包んでいます。二方練りよりも三方練りの方が紫檀を多く使用していることになります。
唐木仏壇の参考価格・・・紫檀57号サイズ(高さ171×幅71×奥行き65)の例・・・
製造方法
参考価格
概要
紫檀の厚さと
戸軸の断面図
日本製品
海外製品
三方練り
(さんぽうねり)
120万円以上 100万円以上

お店に常時在庫しているクラスとしては最高級品。取り扱っていないお店もある。

厚み2-3mm

二方練り
(にほうねり)
80万円以上 60万円以上

人気の高い加工方法で、高級品として取り扱われている。

厚み2-3mm

一方練り
(いっぽうねり)
前ネリ
(まえねり)
60万円以上 50万円以上 一般的に普及しているクラス。海外製品ならもっとやすいものもある。
厚み2-3mm
張り 40万円以上 30万円以上

仏壇の加工方法のひとつ。紫檀などの銘木からスライスした厚さ0.2mm位の天然木を南洋材などに貼り付ける。

厚み0.2mm

シート
・プリント
30万円以上 20万円以上

安価なお仏壇を製造する工法。特殊加工による紫檀色の塩ビシートや紫檀模様のプリントを圧着して仕上る。

紫檀は一切使用していません

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