1.お仏壇を設置する大体の場所を決め、スペースを確保します。 2.お仏壇の扉を開いた状態を想定し、経机がお仏壇の前に置かれるスペースも見ます。30cm程度のスペースを見ればよいでしょう。 3.また、正面に座る場所も確保します。お仏壇を置くスペースの前に実際に座ってみて充分な広さかどうか確認します。60cm程度のスペースを見ればよいでしょう。
タンスなどの上に安置する場合は設置面積が一番重要になります。設置場所の安定感が悪いとお仏壇が傾いたり、強い地震が来たときなどは落下する場合がありますので気をつけなければなりません。不安定な場所ではご先祖様に対しても好ましくありません。まず置く場所が平らになっていることと周囲にはあまりものを置かないでゆとりのあるスペースを確保します。また、お仏壇は火を扱うので周りの家具には充分に注意する必要があります。
お仏間の寸法を測定します。お仏間の高さ、幅、奥行(全て内径)を測り、そのサイズに合うお仏壇の大きさを算出します。基本的にはお仏壇がやや開いた状態(写真)で入るのが理想的です。
床の間 この場所に置かれる場合は比較的大型の唐木か金仏壇を選びます。床の間は和室の部屋にあり、1間(1.8m)か4.5尺の幅がありますので床の間の広さとのつり合いでお仏壇のサイズが決定します。
床の間の寸法を最初に測ります。床の間は1間、4.5尺、3尺が多いでしょう。その寸法を測ってから、次は奥行きを測ります。最近の床の間は奥行が60cm程度で昔よりは短くなっています。そこに大型仏壇を入れるとお仏壇の前面がはみ出してしまいます。はみ出さないようなサイズのお仏壇を選ぶか、はみ出した場合でも板材で調整することが出来ます。
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