『欄間』
他の大型仏壇の欄間と比べてもさらに大きく、彫刻の細かさとあいまって非常に見栄えのする立派な欄間で、このお仏壇の最大の特徴の一つです。この仏壇全体のモチーフである四君子(梅・竹・菊・蘭)とつがいの鳳凰が霞の中で蜃気楼のように浮かんで見える幻想的なデザインになっております。 |
『宮殿1』
宮殿・屋根部分は豪華な欄間の見栄えを考慮し、比較的シンプルに作られています。欄間に鳳凰を描いているため破風部分には鳳凰を設けていないところに職人の強いこだわりが感じられます。屋根は折り上げ小組み合天井で、三方斗が支えています。宮殿同様デザインよりも木目の美しさ、材質の素晴らしさ、そして技術の高さを強調してる造りになっております。 |
『宮殿2』
宮殿を支える柱には『胴張り(どうばり)』と呼ばれる技術を用いています。胴張りはパルテノン神殿の柱に用いられている「エンタシス」と良く似た技術で、法隆寺金堂などの柱に用いられ、柱のなかほどがふくらむように木材を削るものです。重いものを支えるのに強度を増すためと、見た目の美しさを強調するという大変優れた日本古来の技術です。
|