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数珠は念珠ともいいます。念仏を唱えるときにその珠を数えることからその名がつけられました。数珠の珠数は除夜の鐘を打つ108と同じ数です。人は108の煩悩があり、それを浄化するために一つ一つ珠をまわしながら心の悩みを解消し、清くする法具として使われます。材質はいろいろありますが御釈迦様が菩提樹の木の下で悟りを開かれたことから菩提樹の実が一番良いとされております。
トップページ > お仏具について > 数珠の材質
・仏具の名称と由来 ・数珠の名称と由来
・仏具の飾り方 ・数珠の材質
・ご本尊と宗派 ・りんの買い方とお手入れ
菩提樹
菩提樹の木はサンスクリット語でボーディ・ビリクッシャといいます。しかし釈尊が悟りを開いたといわれる木はアシブアッタ樹で、インドでは古くから聖樹として尊ばれています。本来、インド菩提樹は何種類かあり、日本の寺院で植えられている菩提樹は中国原産のシナノキ科の樹木であり、釈尊の菩提樹はインドボダイジュでクワ科に属するものです。数珠の材質に菩提樹が使われることは釈尊の悟りの樹としての由来からですがそういう点からインドボダイジュでつくる数珠が本当といえるのではないかと思います。

水晶
水晶は病気の治療に使われます。「ヒーリング効果」と呼ばれるものですがそれはストレスを消滅させて精神的なバランスをとる効果があるそうです。それは水晶のもつ固有の波動で睡眠中に身に付けた水晶の効果で「よく眠れる」「疲れが取れる」ということがいろいろな資料から伺えます。そういう意味からも手に携帯する数珠の素材としてされております。

蓮華の実
仏教的な意味をもつ蓮華には5種類あるとされております。パドマ(紅蓮華)、ウトパラ(青蓮華)、ニューロートパラ(青蓮)、クムダ(黄蓮華)、プンダリ−カ(白蓮華)があり、なかでも観音様を信仰している方には青蓮華がよいとされております。

香木
沈香、伽羅、白檀などがあります。これらはお線香などに使用される香りのよい樹です。香にはストレスを癒してくれる効能があることは昔から知られております。また仏教的な意味から香は浄土のかおりを表すものとされております。このような香木を数珠にするということが古来より受け継がれて来ております。

インドボダイジュ
インドボダイジュはお釈迦様が49日間の思惟の後、その下で悟りを開いた木であるとされており、インドのブッダガヤに植えられています。ガジュマルやアコウのように気根をおろして大きくなるクワ科の木で、熱帯地方では巨大な木に育って大きな木陰をつくります。

ボダイジュ
この木も仏教に関係した木でお寺の境内などによく植えられています。インドボダイジュと葉の形が似ていることから中国ではこの木が菩提樹とされ寺院に植えられるようになったそうです。高さ15m程度になる木で、6月に黄色の花を咲かせ、その花は香りがよく、虫もよく集まってきます。咲き方はへら状になった苞(葉のように見える)からぶら下がったように花が付きます。学名はTilia miquelianaで、シナノキ科シナノキ属で、中国原産です。

日本でボダイジュと呼ばれているのはLindenbaum(ヨーロッパシナノキ)で、「泉に沿いて茂る菩提樹...」の歌で有名です。中国の寺院でインドボダイジュに似たこの木を代わりに植えたのが日本にも伝わり、お寺の庭に植えられるようになったとされています。

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