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仏壇を購入する場合、まず初めによく見なければならないことがいくつかあります。それは仏壇の角などのキズや剥がれです。信用のある仏壇店では品質管理をおこなっていて仏壇のキズや剥がれはまずありません。しかし仏壇は木でできています。木は長い期間が経つと経年変化を起します。木造家屋や家具類、楽器なども同じですが仏壇も季節による気温や湿度の変化等で若干の木のくるいが生じるのは仕方の無いことなのですが、購入段階で目につくような狂いや剥がれがあるお仏壇はいくら安くても購入しない方が良いでしょう。
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まずは見えるところから
まず初めにお仏壇の見えるキズや木の狂いがないかをよくチェックしましょう。購入してからキズなどが見つかっても、すぐにお店に知らせないと受け付けてくれないことがあります。とくに木の狂いに気を付けて下さい。当然木ですから気候などの環境によって微妙な差が出るのは当たり前のことです。まず「お仏壇がまっすぐ立っているか」、「扉や障子はきちんと開くか」、「きちんと閉まるか」、「開け閉めの動作に違和感がないか」、「引き出しが変に固過ぎないか(ゆるすぎないか)」等をじっくりと見極めましょう。気に入って購入したいと思ったお仏壇は遠慮なくお店の人に聞きましょう。「購入してから1ヶ月、よく見たらキズがあった」・「買ってから半年もしないうちに木の狂いが目立つようになった」などあってはいけないことですが気を付けたいものです。

何故キズや狂いが生じるのか
狂いやキズなどが生じる過程はメーカー段階、流通段階、小売店段階にわけることができます。一番多くでるのがメーカー段階と流通段階です。小売店ではお仏壇を店内に陳列する際に倉庫からお店まで丁寧に運びますのでキズなどは起こりにくいはずです。製造メーカーで発生するとなると、問題は仏壇の材質の加工過程や組立技術と考えられます。特に海外製品の場合、見た目はとても綺麗なのですが合板や接着剤を使用していることがありますので、日本の多様な気候に合わず、狂いや剥がれが生じてしまいます。消費者の方がお仏壇をよく見て「状態の良いお仏壇」を選定することが大切です。

お仏壇のつくり
お仏壇のつくりは大きくは次のように分類されます

1.プリント加工や転写印刷

プリント加工は紫檀の木目模様をシートの上に印刷しそれを仏壇の心材として使われる板材の上に貼りつけたものです。これらの場合、紫檀や黒檀などの高級木材は一切使用されません。
転写印刷とは合板などの集合材ボードに紫檀などの木目模様の紙を転写印刷したものを指します。まるで本物の紫檀を使用しているように見え、今日の印刷技術が発達したものです。

2.ツキ板仕上げ
家具などにも用いられる技術。厚さ0.2mm位にスライスした紫檀などの木材を芯材に貼り合わせます。

3.練り加工
お仏壇の扉の芯材(戸軸)の上に厚さ3〜5mmもある厚いムク材を貼り合せる方法です。お仏壇のつくりを表す基準の一つです。
紫檀材のお仏壇の場合
総ムク・・・・
全て紫檀を使う最高級品。
四方練り・・・・
芯材に4箇所から紫檀を貼り合わせています。
三方練り・・・・

芯材に3箇所から紫檀を貼り合わせています。

二方練り・・・・
芯材に2箇所から紫檀を貼り合わせています。
前練り・戸軸練り・・・・
芯材の前面に紫檀を貼り合わせています。


お仏壇の管理の重要性
日々お仏壇を使用しているとキズや汚れは付いてしまいます。これは仕方のないことなのですが、「丁寧に扱う」、「普段からお手入れなどに気を配る」など基本的なことをしていれば永く綺麗に使うことができます。また「直射日光にあてない」、「夏場に異常に暑くなる部屋に安置しない」、「水をこぼさない」、「水拭きをしない」等も気を付ける必要があります。
信用できるお店はこのようなアドバイスをきちんとしてくれるので購入する前だけでなく、購入後もお店を存分に利用しましょう。
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