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通常、一般家庭でお仏壇に手を合わせるとき、りんをと二回打って仏様にお参りします。りんの澄んだ音を聞くことによってお参りする人の心を癒すことが出来ます。外側を打つか内側を打つかは宗派によって違いますので、家族の方がお参りする方法に習って下さい。
トップページ > お仏具について > りんの買い方とお手入れ
・仏具の名称と由来 ・数珠の名称と由来
・仏具の飾り方 ・数珠の材質
・ご本尊と宗派 ・りんの買い方とお手入れ
「りん」の買い方
多くの場合「りん」を購入するときは、お仏壇と一緒に購入したり、「仏具付」といって「りん」などのお仏具をお仏壇とセットで購入する場合があります。この仏具のなかにはいっている「りん」は使用しているうちに変色してきます。一般にこの変色を防ぐために「りん」の表面に透明塗料を塗装加工して酸化による変色を防ぎます。このように皮膜による表面加工処理をした「りん」は販売価格で1万円以上になりますが完全ではなくとも長い間変色を防ぐことができます。購入するときに、音をよくならして、気に入った音色の「りん」を一般的に求めますが「りん」についてはお仏壇店の人と相談して、ある程度価格が高くても永い間品質が保持出来て、変色の少ないないものを選ぶことが大切です。
また価格はリンの直径で変わります。ちなみに安いリンですと2.5寸で\800程度からあります。一般に4.5寸で\3200.-から\14.000.-まであります。もちろん上を見たらきりがありません。最近では純金でつくったリンもあります。また、種類は全国統一した品名はなく産地のメーカーでそれぞれ品名がつけられています。サイズもお店と相談してお仏壇の大きさにあったものを選びます。

「りん」の製造方法
金属は、一般的に加熱すると柔らかくなりますがこれらの金属の特性を利用して今日つくられているリンは鋳造と鍛造でつくられます。サイズにあわせた鋳型に銅合金を流し込んでリンの形にしてきれいな音がでるように仕上げます。鍛造のほうは金色の銅合金をたたいて音や形を調整しながらつくります。現在では機械で大量につくったものが普及していますので価格が安くなってきています。

「りん」のお手入れ方法 その1
どんなに良い「りん」購入してもいつかは変色してしまいます。その場合どう対応すればよいのでしょうか。左の写真をみると「りん」の側面の上部と底部では色が分かれているのがわかります。上部は本来底部と同じ金色をしていましたが空気にあたっていたため茶色に変色しています。 底部は「りん」の下に敷く座布団があるため変色していません。「りん」専用のクリーナーを使って実際にサビやヨゴレを落としてみます。


「りん」のお手入れ方法 その2
変色した「りん」を磨くのに専用の汚れ落としがあります。このような商品はお仏壇店に販売していますので、一度お店で聞いてみてはいかがでしょうか。
(「りん」の汚れおとし・参考品) アルボン
小・・・・
¥340.- (40g)
大・・・・
¥480.- (140g)


「りん」のお手入れ方法 その3

少しでも変色したと思ったらまめに磨ことをお勧めします。あまり変色がすすむと磨いても落ちにくくなり、買い換えが必要になる場合があります。

左・・・・
「りん」の底部を撮影したものですが金色の購入時の色をはっきりととどめています。
中・・・・
アルボンで磨いたものです。左の写真と比べサビている部分がとれました。
右・・・・
「りん」の内部のサビの部分の半分を磨いたものです。内部の右半分と左半分では磨きの違いが出ています。
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