左の材木は一見するときれいな木目の板に見えますが、実はパーティクルボード使用の板です。美しい木目は塩ビシートを木目に見えるように加工して張っています。 ぱっと見だけでは本物の木の板に見えますが・・・・
注)・・・お仏壇の材木ではありません
MDFとは・・・Medium Density Fiberboardの略で原料は木を繊維状に細かくして熱圧で成型加工したものです。構造が均一で木目がありません。しかし反りなどはなく、加工性に優れていて曲面加工、彫刻などの仕上がりには向いているためコストを低く抑えることができます。その反面水分・湿気や衝撃に弱いようです。家具の心材、ドア、窓枠などの建築用途として広くて使われています。
こちらが先ほどはがした木目調の縁取りです。これらも塩ビ製で、木目に見えるように加工してあるものです。MDFやパーティクルボードの「正体」が見えないように板の縁に接着してあります。接着強度は以外にもろく、簡単に手ではがすことが出来ます。写真の木目の塩ビシートの厚みは0.5mm程です。
2ppm〜10ppm