大阪仏壇について ― 全国有名仏壇店ネット
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伝統的工芸品の一つである大阪仏壇の歴史は深く、仏壇が日本に伝わった頃までさかのぼります。南北両御堂を中心として仏教が盛んになると共に仏師、塗師、木地師など仏壇の製造に携わる優れた職人グループが形成され今の大阪仏壇を作り上げました。
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仏壇のシメノ・・・大阪府岸和田市
 
 
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大阪仏壇の歴史

大阪城

北御堂(浄土真宗本願寺派・西本願寺 津村別院)
南御堂(真宗大谷派・東本願寺 難波別院)

大阪仏壇の歴史は仏教の伝来とともに中国から伝わった仏壇(当時は厨子(ずし)が仏壇とされていました)がはじまりとされております。1497〜1498年に南北両御堂(北御堂は浄土宗本願寺派、南御堂は真宗大谷派)が建てられ、大阪の町と文化は更に発展しました。各地から仏師や塗師が集められてその技術の粋を寺院の建設に活用したといわれています。また両御堂の近くには篤信な門徒が集まり、大坂の商業の中心である船場の町を築きました。ここで働く商人たちは、『御堂さん』の鐘の聞こえるところで商売をしたい」という願いをもって商いに精を出したといいます。仏師、塗師、木地師など仏壇の製造に携わる優れた職人グループが形成され大阪仏壇の産地の基礎になりました。そして今日の伝統的工芸仏壇としての大阪仏壇ができあがりました。


大阪仏壇の特徴

大阪仏壇

大阪仏壇は、材料は、スギ、マツ、ヒノキなどを使用し、 漆を盛り上げて錺金具(金色の金属板による飾り)を打ったように見せ、金具の錆による損傷を防ぐ「高蒔絵」という技法を特色としています。

大阪仏壇の主な産地
・大阪市 ・堺市 ・岸和田市
・豊中市 ・池田市 ・泉大津市
・吹田市 ・高槻市 ・貝塚市
・守口市 ・茨木市 ・泉佐野市
・八尾市 ・富田林市 ・寝屋川市
・和泉市 ・藤井寺市 ・河内長野市
・柏原市 ・羽曳野市 ・摂津市
・松原市 ・東大阪市 ・美原町
・南河内郡河南町
・泉南郡阪南町

大阪仏壇の伝統的工芸品製造基準
箇所
基準内容
1.木地 「木地」の構造は「ほぞ組み」による組み立て式であること。
2.宮殿 宮殿造りは「肘木桝組み」によること。
3.彫刻 欄間の彫刻は「篭彫り」「欠き彫り」または「寄木彫り」によること。
4.塗り 塗装は精製漆の手塗りとすること。
5.箔押し 蒔絵および金箔押しをすること。
「段金物」(宮殿柱用を除く)にあっては高蒔絵によること。
6.その他 戸に使用する金具の着色は硫酸銅及び酢酸銅を用いて「宣徳仕上げ」をすること。
箇所
原材料の指定
1.木地 スギ、松、ヒノキ、ヒメコマツまたはベニマツ又はこれらと同等の材質を有する用材とすること。
2.金具 銅若しくは銅合金またはこれらと同等の材質を有する金属製とすること。
3.漆 天然漆とすること。


大阪仏壇の製造工程

1.木地造り 仏壇の台、枠組みの外側等を整形加工して仮組立を行う 6.ろ色磨き
ろ色塗りしたものは鹿の角から採った粉で磨き上げる
2.屋根造り
屋根の各部分を加工して組み立てる 7.蒔絵
漆で絵柄を描いた後乾くまでに金粉を振りかける
3.彫刻
欄間と内廻りの彫り物を行う 8.金箔押し
内部に金箔を押していく
4.須弥壇
須弥壇など内部の部品を作る 9.彩色
日本画用絵の具を用い欄間、須弥壇などに彩色する
5.漆塗り
本体に漆を塗る立て塗りとろ色塗りの2つの技法がある

10.組立

分業で作られた部品を組み上げる

大阪仏壇事業協同組合の概要と沿革

組合概要
企業数 110
従事者数 380人
協同組合住所
大阪宗教用具商工協同組合
大阪府大阪市中央区東心斎橋2-5-13(株)武部元吉商店内
電話番号06-6213-1310 FAX06-6213-1317

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