八女福島仏壇について ― 全国有名仏壇店ネット
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八女地方は古くから信仰心の強い土地柄であり、神亀2年(725年)福岡県八女郡星野村に大円寺が建立され、南北朝時代の征夷大将軍懐良の最後の御在所であり、八女郡立花町の谷川寺は神亀5年(728年)行基菩薩の建立とされており、続いて八女市に光明寺、天福寺、地福寺、円福寺、大福寺が建立され、いわゆる八女の七福寺と呼ばれていた。明歴1年(1655年)にキリシタン宗門改が出され貞享3年(1686年)には踏絵が始まり、農民は干ばつや暴風雨、洪水などの自然災害などに襲われ、苦しみと悩みとたたかい生きる喜びを得るために仏教の伝来と信仰が芽ばえていったといわれております。このような時代背景を経ながら江戸時代に仏壇の製造が開始され、今日に至り八女福島仏壇が確立していったと言われております。(引用文献:八女福島仏壇協同組合記念誌より)
八女福島仏壇を買うならこのお店!!
溝田佛壇店・・・福岡県八女市蒲原
宮原佛壇店・・・福岡県八女市大正町
 
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八女福島仏壇の特徴
八女福島仏壇の型式は福島型・八女型・八媛型の3種類に分類されます。福島型は壁立ての下部の台輪が3段あり、八女型は台輪が1つでその部分は戸棚になって収納できるようになっているのが特徴です。八媛型は台輪が2つで八女型の戸棚をはずした型に酷似しており、左右両壁板、向壁、ハチマキ、上台輪などの各部分は解体できるようにホゾ組みになっています。この方法は組み立てがやりやすいことと長年にわたって一般家庭で使用した仏壇の修理をする際に、きちんとした修理が容易にできるように工夫されています。宮殿も木地と同様に組み立てをした後解体も容易になっています。彫刻、塗装、蒔絵などの工程は各所にすぐれた技法が使われ、10年の経験がないとこれらの工程作業をこなせないといわれています。

伝統マークと組合証紙

八女福島仏壇(福島型)

写真提供: 溝田佛壇店
八女福島仏壇(八女型)

日本一大きいお仏壇

日本一の大きさの仏壇(八女福島仏壇)

高さ6m×幅3.8m×奥行2.5m
写真のお仏壇の製造工程
◆大きさ・重量
高さ6m×幅3.8m×奥行2.5m、重量2トン
◆制作期間:平成3年9月より平成4年3月
◆木地(囲い)
柱加工・台輪加工・壁板加工・段廻り加工・戸棚加工
◆宮殿つくり
柱加工・合組加工・屋根加工・堂廻り加工・須弥壇加工
◆彫刻つくり
欄間は鳳凰、堂廻りは牡丹に孔雀、葡萄に栗鼠、鹿に紅葉
宮殿は蓮に唐草、牡丹に鳳凰、雲に鶴
須弥壇は波に龍と唐草
◆ 金具つくり
出板は栗にうずら、天井は唐草、長押は雲に鶴、敷居は牡丹に唐獅子、須弥壇・堂廻り・宮殿・欄間の框、戸棚の框、下段や抽出の縁、台輪は牡丹に唐草
◆仕上
砥の粉下地2回塗りと研磨や金箔地以外の上塗りは呂色仕上げなど箇所に応じて塗り工程を変える
◆ 蒔絵
図案書き、置目、青貝つけ、粉蒔き、毛描など各所により蒔絵方法を変える
◆制作延べ人員:1302名
(引用文献:八女福島仏壇協同組合記念誌より)

八女福島仏壇の伝統的工芸品製造基準
工程
1.木地
2.宮殿
3.塗り
4.蒔絵
基準・条件等 木地の構造は「ほぞ組み」及び「ほうき摺り」による組み立て式であること。 宮殿造りは「合組組み」によること。 塗装は精製漆の手塗りとすること。 蒔絵および金箔押しをすること
木地
宮殿
彫刻
金具
塗り
蒔絵
組み立て

八女福島仏壇組合の概要と主な産地

組合概要
企業数 54
従事者数 246人
協同組合住所
八女福島仏壇仏具協同組合
〒834-0031福岡県八女市大字本町2-123-2八女伝統工芸館内
電話番号0943-24-3941 FAX0943-22-3144
八女福島仏壇の主な産地
久留米市、八女市、筑後市、八女郡黒木町、上陽町、立花町、広川町、矢部村、星野村、山門郡瀬高町

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