トップページ
県別有名仏壇店一覧
zenbutuオリジナル仏壇
ヴァーチャル仏壇
お仏壇について
お仏具について
お仏壇の買い方
お仏壇の材質
伝統工芸品仏壇
位牌・戒名について
お宮と神具類
葬儀・法要について
季節の仏教行事
お盆について知りたい
お彼岸について知りたい

 

金沢仏壇商工協同組合は仏壇の最も外側の扉である「上戸」や台の「引戸」などに耐久性の高い国産ヒバの一枚板を用いて従来の仏壇より三倍以上も長く使用できる仏壇を完成させたという新聞報道がされましたが同組合は伝統の金沢仏壇の技術を生かしながら現代感覚にも合った新しいデザインの仏壇の開発をすすめています。このように伝統工芸品の技術を生かした匠の仕事を現代の感覚に調和させて古いものを新しくする活動を続けています。


トップページ > 伝統工芸品仏壇について> 川辺仏壇
・彦根仏壇(滋賀県) ・大阪仏壇(大阪府) ・名古屋仏壇(愛知県)
・三河仏壇(愛知県) ・八女福島仏壇(福岡) ・広島仏壇(広島県)
・飯山仏壇(長野県) ・新潟・白根仏壇(新潟県) ・長岡仏壇(新潟県)
・三条仏壇(新潟県) ・七尾仏壇(石川県) ・京仏壇(京都府)
・山形仏壇(山形県) ・川辺仏壇(鹿児島県) ・金沢仏壇(石川県)
 金沢仏壇の歴史

金沢仏壇の歴史として知られいる事は蓮如上人が北陸路をまわり、布教を行って浄土真宗を広めたことがきっかけになり、お仏壇の普及につなかったと言われております。江戸時代になって幕府が宗門改革を行い、大衆に仏壇をもつことをすすめた為にこの時代に多くの仏壇が造られ、普及しました。
金沢仏壇と呼ばれるものは、漆塗りや金工などあらゆる伝統工芸の技が結集された絢爛豪華なものが多く、高度な技術として「ホゾ組」と呼ばれるはめ込み型式で造られ、簡単に解体掃除ができる仏壇として代々、家に伝わる伝統ある仏壇が製造されました。


 金沢仏壇の特徴
箇所
基準内容
1.木地 「木地」の構造は「ほぞ組み」による組み立て式であること。
2.宮殿 宮殿造りは「組物地板」を用いる「桝組み」によること。
3.塗装 塗装は精製漆の手塗りとし、胴板の部分及び戸板の部分は「ろいろ仕上げ」をすること。
4.彫刻 彫刻は「木地彫」及び「箔彫」によること。
5.箔 蒔絵及び金箔押しをすること。
金沢仏壇
箇所
原材料の指定
1.木地 木地は「障子腰」のはめ板及び「前指し」にあってはタブ、クス若しくはコクタン又はこれらと同等の材質を有する用材とし、その他の部分にあってはイチョウ、ヒバ、マツ若しくはスギ又はこれらと同等の材質を有する用材とすること。
2.金具 金具は銅、銅合金若しくは銀またはこれらと同等の材質を有する金属製とすること。
3.漆 漆は天然漆とすること。
組合概要

企業数 55
従事者数 134人
金沢仏壇商工業協同組合
石川県金沢市武蔵町8−2瀬沢ビル3F
電話番号 0762−23−4914
FAX 0762−32−6714

URL http://kanazawa-butsudan.or.jp/

 

金箔

宮殿

蒔絵

金具

須弥壇周辺

1.木地
素材はイチョウ、ヒバ等を十分に乾燥して使用し、組み立ては頑丈さと入念さで定評のホゾ組立てによって仕上げられる。
2.箔彫
須弥壇・宮殿下部に取り付けされる箔彫は、入念な細工彫の後、日本全国99%の生産を誇る金沢金箔によって仏壇に華麗さを加える。
3.宮殿
荘厳な寺院宮殿をそのままに本格的な表現に徹して作られるのが金沢仏壇独特の特徴。その随所に施されている細工が見事にこのことをうらずけています。
4.塗物
塗はふんだんに天然漆を使用し、北陸の風土に合った塗技術を数回にわたって施し、主要部分は堅地仕上げの堅牢な塗仕上げです。
5.蒔絵
蒔絵は格調高い高蒔絵仕上げで本金粉みがき。全国でも唯一の蒔絵仏壇としても高名。
特に前柱、中柱、段縁、引出し、風呂の戸などに施される。
6.木地彫
彫刻の中でも木地彫は白木地の地ハダをそのままに現し、他産地には例をみない金沢仏壇ならではの特徴の一つである。
仏壇の前欄間、障子、中下、腰の部分に組み込まれている。
7.金具
仏壇の随所に使用される金具はすべて、銅合金板をタガネ、ヤスリ等を用いてつくる伝統的な手打ち技法によるものである。


(引用文献:金沢仏壇商工業協同組合資料より抜粋)

□□□□Copyright 2003 Yanaka Net System Ltd. All rights reserved.□□□□